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「フレンチ×普段ごはん」
「フレンチ×普段ごはん」vol.2 湘南しらす2016.04.25 Monday
こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。
あたたかい日差しが心地よい季節になりました。
この時季の美味といえば、春解禁の湘南しらす。私の大好物のひとつです。

東京で生まれ育った私が、湘南暮らしを始めてしみじみ幸せを感じるのは、地魚がとびきり新鮮で美味しいこと。
とりわけ、朝獲れ・朝茹でのふっくらした釜揚げしらすの美味しさといったら。
わずか1cmほどの小さな身のしらすに、これほど味の差があるとは思ってもいませんでした。

湘南の各浜に点在する網元の中で、我が家のいきつけは片瀬江ノ島「浜野水産」。
こちらの釜揚げしらすは塩気がまろやかで、舌にのせると跳ね返るほど1つ1つの小さな身がぷりっと締まっています。
漁師の浜野さんのお話によると、湘南しらすはプランクトンが豊富な相模湾の内湾で育つため、うま味が濃厚なのだとか。
その穫れたてのしらすを、祖父の代からの手間暇かかる製法で丁寧に茹で上げているそうです。

なお、湘南しらすは1/1〜3/10までは禁漁期間のため、地元産を提供している網元では入手が出来ません。
また、漁期であっても潮の流れなどの影響で漁獲が少ない日もあり、購入出来ないこともあるんです。
地元湘南産にこだわっているので、他の産地から取り寄せる事はしないのですね。

うま味たっぷりの湘南産・釜揚げしらすは、なんといっても炊きたてご飯との相性が抜群です。
こだわりのごはんに、茹でたての釜揚げしらすをてんこ盛りにしたしらす丼は、地元ならではの贅沢な楽しみ方です。

さて、我が家の定番しらすメニューをいくつかご紹介します。
まずは「しらすのオーブン焼き」。
グラタン皿にしらすを広げてガーリックオイルをまわしかけ、高温のオーブンでさっと焼きます。
にんにく風味の熱々しらすは病みつきになるおいしさです。

オリーブオイルでカリッと香ばしくソテーしたしらすを豆腐にたっぷりかけ、トマトとハーブをあしらえば、ワインに合う「南仏風トマト冷や奴」の完成。

イタリアの郷土料理、一口サイズの揚げパン「ゼッポリーネ 」にしらすを加えてアレンジ。
ほどよい塩気と磯の香りでつまみ食いの手が止まりません。

ちなみに、湘南の漁師、浜野さんの大好きなしらすの食べ方は、炊きたてのごはんに山盛りの釜揚げしらすと生卵をのせ、醤油をたらした「しらすの卵かけごはん」だそう。

さっそく真似してみたら、熱々のごはんとふわふわのしらすに、濃厚な黄身がとろりと絡まり絶品!
この卵かけごはんに合わせたいのは、あっさりとした食感のササニシキ、さわのはな。
粘りが少なめのごはんに、とろとろの卵がよく絡んでたまらない美味しさです。
おいしいしらすが出回るこの時期、皆さんもぜひ試してみてくださいね。

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