2013.07.13 Saturday
KITAKAMAKURASEIMAIJYO Online Shopをいつもご利用頂き心より御礼申し上げます。
さて、毎日当店へ様々なご質問を頂きますが、一番多い質問が、、、
ジャカジャカ、ジャーン!
なんと、
「どのお米を選べば良いの?」
という根本的かつシンプルな質問です。
お米の品種は、日本に400種類以上あると言われています。

現在、KITAKAMAKURASEIMAIJYOではその中でも選りすぐった、
12品種、19商品取り扱っております。
(上記画像は、そのうちの5品種です。)
皆さんの普段からよく召し上がっている馴染みの品種から聞き慣れない品種など様々だと思います。
「どういう基準で選べば良いの?」
「自分の体に合うお米は?」
「和食にはどのお米があうの?」
「オススメは?」
といった疑問に直接お話しできる方にしか、回答できずにおりました。
そこでここで、敢えてKITAKAMAKURASEIMAIJYOの1見解として、僭越ながら、簡単に説明させていただきたいと思います。
まず、お米の品種は下記4グループに大別してみました。
(1)ミルキークイーン、夢ごこち、おぼろづき グループ
(2)つや姫、コシヒカリ グループ
(3)ひとめぼれ、山形95号、ナナツボシ、キヌムスメ グループ
(4)ササニシキ、さわのはな、亀の尾 グループ
この大別した4つのグループ、何の違いで分類されているかというと、「デンプン」の特質なんです。
(1)が一番もっちりしていて(粘りが強い)、(4)に進むにつれ、あっさりしていきます。
「デンプン」にはアミロースとアミロペクチンの2種類があり、この含有率の違いによりお米の性質が変わってくるのです。
具体的には、アミロースの含まれる割合が少ない程もちもちして、含まれる割合が増えるとあっさり、さっぱりしてきます。
一番極端なのはもち米で、もち米のアミロース含有率はほとんど0%なのです。

そこで、上のグルーピングなのですが、
(1)のミルキークイーン、夢ごこち、おぼろづきは、通常のお米(うるち米)ともち米の中間くらいのアミロース含有率(10%くらい。元来のうるち米は20%程度でもち米は0%なのでその中間くらい)のお米になります。
低アミロース米と呼ばれていて、かなりもち米に近い品種です。
一方、(4)のササニシキ、さわのはな、亀の尾は、昔からのうるち米の成分くらいのお米です(20%くらい)。
つまり(1)は、もちもちしていて、冷めてももちもちが続き、おむすびやお弁当に最適です。
玄米でも非常に食べやすい傾向があります。
ただ、柔らかいのが特徴ですので、炊くときは普通のうるち米と同じ水加減では、柔らかくなりすぎてしまいます。
気持ち少なめで丁度美味しく炊ける事が多いようです。
このグループのお米は、ハレの日に食べたい特別感のあるお米です。
また、(3)(4)グループのお米がパサつくように感じた時に、(1)は救世主となります。
少し混ぜてみるだけで、まあ何と言うことでしょう!
もちもちの系のお米に変えてくれます。
(2)のつや姫、コシヒカリグループも、もちもち感や甘みが強いですが、(2)ほどもちもちし過ぎず、洋食など、濃い味のおかずにあうお米です。
(3)のひとめぼれ、山形95号は、ちょうど中間の位置づけで、どんな料理にもあう、オールマイティな品種です。
(4)のササニシキ、さわのはな、亀の尾は元々のうるち米の成分に近い品種で、あっさりしていて、和食やお寿司にピッタリです。
最近は、低アミロース米におされ気味でなのですが、お米好きのコアなファンに大人気の品種です。
コメ自体のうまみを強く感じることができます。
(4)グループには申し訳ないのですが、やはり現代日本人の心を掴んでいるのが(1)に近い(2)ぐらいのグループです。
(1)に近づくほど、そのもっちり感が体を温める作用もあります。
寒い冬にはもってこいです。
ただ、あまりにもっちりこってりだと、灼熱の夏場や毎日朝昼晩のお食事には重くて食欲が出ないと感じられるかも知れません。
何となく、ごはんは重いなー、進まないな、と体が感じたら、そうめんに走る前にお米屋としては(4)に近いグループに一時的に変えてみることをお勧めいたします。
ちなみに昔の日本人が常食していたのは、(4)の粘り気の少ないあっさり系のお米でした。
でもだからこそ、もりもりと飽きずに食べれたのです。
体にも優しいお米ですので、自分の体調に耳を傾けてこれが美味しいからと決めつけず、色々と試されるのが一番だと思います。
またいくら美味しいと言ってもお米アレルギーの方や糖尿病を患っている方には、(1)(2)のグループのお米はオススメできません。
また妊婦さんで、特に乳腺炎になりやすい体質の方にはササニシキ系の(4)グループよりのお米をお選びになる事をお勧めいたします。
以上が簡単にアミロース含有量にて分類したおおまかな説明となりますが、(1)〜(4)の同じグループ内にあるお米同士でも、やはりそれぞれ特徴があります。
そして同じ品種でも生産地や生産者さんの違いや精米度合いでもかなり違いがあります。
炊飯時の浸水時間や水加減、ご自分の体調や気分によってもお米の感じ方は異なりますので、是非楽しみながら、ぴったりのお米を探してみてください!
追記:もしかして、、もっともっとお米の選択を迷わせてしまう話だったかも知れません。
どうぞ皆さん、先ずはお米の違いを楽しみ「お米の違いのわかる大人の男性・女性」を目指して、
お米の食べ比べセットをお試し下さいませ。それが賢い選択ってもんです。笑
そして、どうぞゆっくりと悩み楽しんで下さいませ。
(KITAKAMAKURASEIMAIJYO)
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