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「フレンチ×普段ごはん」
「フレンチ×普段ごはん」vol.22 定番の食べ方で楽しむ絶品もち2017.12.25 Monday
こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。
2017年も残すところあとわずかとなりました。
今月のテーマは、「定番の食べ方で楽しむ絶品もち」
まもなく迎える新年にいただくお餅は、やっぱりおいしいものを選びたいですね。

北鎌倉精米所では、鎌倉の和菓子職人さんが臼と杵でついて作り上げた完全無添加の「こゆきもち」を、完全受注生産で3年ぶりに復活させました。
原料となるもち米は、山形東置賜の吉田正行さんが育てた超減農薬・無化学肥料の「こゆきもち」。
雪のように白く、艶やかで綺麗なお米です。

そんな最高のもち米から作られた切り餅は、「白切り餅」と「玄米切り餅」の2種類。
まずは「白切り餅」。
艶のある真っ白なお餅は、強いコシと弾力がありながらも、なめらかで柔らかな食べ心地。さすが和菓子職人さんが作っただけあって、とびきりキメが細かくもっちもち。ほんのり甘みがあり、しみじみ美味しいお餅です。


もうひとつは「玄米切り餅」。
玄米の粒を残した仕上がりになっていますが、実際に食べると思いのほか柔らかで粒々感は気になりません。しっかりした弾力があり、もちもち食感の風味豊かなお餅です。


さて、お餅にはいろんな加熱法がありますが、今回は昔ながらの網で焼きます。
あらかじめ網を充分に熱しておくと、お餅が網にくっつきにくく上手に焼き上がります。
弱〜中火でこまめに裏表を返しながら、お餅に香ばしい焼き色がつき、ぷっくりとふくらむまで焼きます。

焼き網が無い場合は、オーブントースターやグリルで。
また、フライパンを使うのも手軽でおすすめです。
ごく少量のオリーブオイルかごま油を熱したフライパンで、お餅が膨らむまで弱火で焼きます。

こうして焼き上がった最高のお餅は、まずは定番のシンプルな食べ方で。
そのあと、お好みでフレーバーを“ちょい足し”して、味のバリエーションを楽しみましょう。
【あんこもち&ナッツ】
焼いたお餅に粒あんをたっぷりからめて。私の大好きな食べ方です。
★バリエーション〜くるみやココナッツをトッピングすると、味と食感にアクセントが加わります。ちょっと意外な組合せですが、甘いあんこと香ばしいナッツ類は実によく合うんです。

【きなこもち&メープルシロップ】
焼いたお餅をさっと水にくぐらせ、適量の砂糖を加えたきな粉をまぶしつけ、ふたつまみの塩をぱらり。
★バリエーション〜甘さを控えたきなこもちにメープルシロップをまわしかけて。さらにシナモンをふりかけると、ぐっと風味豊かになります。

【磯辺焼き&オリーブオイル】
焼いたお餅に醤油をぬり、食べる直前に海苔を巻きます。
★バリエーション〜醤油+エキストラバージンオリーブオイル。フレッシュな香りのオリーブオイルと香ばしい醤油との相性は抜群です。海苔はお好みで巻いて。

お正月、皆さんのご家庭ではどんなお雑煮を召し上がるのでしょうか。
お雑煮は地域によって、お餅のかたちや具材・汁の味わいに違いがありますね。

東京で生まれ育った私が食べていたのは、香ばしく焼いた角餅、鶏肉、大根、人参、三つ葉が入った、あっさりした醤油味のお雑煮です。
母は仕上げに必ず、まるく切った柚子の皮を加えていました。
お椀を口に運ぶと柚子がふわっと香って、ああ、お正月だなあ。と感じます。

なにかと慌ただしいこの時期、ただ焼くだけで簡単に美味しくたべられるお餅をたくさんいただいて、元気に新しい年を迎えましょう。

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