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「フレンチ×普段ごはん」
「フレンチ×普段ごはん」vol.35 削りたて鰹節で和&洋ごはん2019.01.28 Monday
こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」の神崎則子です。
数年前、パンの消費額がお米を抜いたというニュースに驚き、わが家では朝食をパンからごはんに代えました。

毎朝あつあつのごはんを食べるたび、子供のころ母が削ってくれたおかかごはんの美味しさを思い出し、思い切ってかつお削り器を購入しました。もう3年ほど毎日使っています。

鰹節は、鹿児島県・枕崎で昔ながらの伝統製法で作られる金七商店さんの本枯れ節を愛用しています。

その名も「クラシック節」。
カビ付け作業の際に倉庫内にモーツアルトを流し、カビ菌の活性化を願いながら製造しているのだとか。
職人さんの鰹節への愛情が感じられ、ますます大切に・美味しくいただこうと思います。

いまや削り器で鰹節を削るご家庭はわずかになってしまいましたが、こんなに美味しい伝統食が受け継がれないなんて本当にもったいないです。
削る手間は、慣れればたった1〜2分ほど。

最近では、お手入れしやすくかさばらないシンプルな削り器も登場しています。
刃が怖かったり、鰹節が小さくなったら、軍手をして削ると安心です。

削りたての鰹節は香り高く、炊きたてのご飯にかけると感動的なおいしさです。

こうして削った鰹節は、毎日のみそ汁にも加えてみましょう。
じつは、私は普段のみそ汁は出汁をとりません。

小さく切った昆布と水を沸かし、ここへ野菜などの具を加えて煮、仕上げに味噌と削り節を加えて出来上がり。
昆布も取り出さず、そのままいただきます。

このやり方なら、完全無添加・天然だしのみそ汁が時短で作れます。
また鰹節は、オリーブオイル、トマト、ハーブなどの洋食材との相性も抜群です。
そこで、おすすめの洋風料理×鰹節の簡単レシピをいくつかご紹介します。
【具だくさんサラダ×鰹節】

バルサミコ酢大さじ1、EX.V.オリーブオイル大さじ3、削り節大さじ1、塩、こしょう各少々を混ぜてドレッシングを作り、お好みのサラダにかけます。

バルサミコ酢の代わりにレモン汁や米酢でもOKです。
【ミネストローネ×鰹節】

具は、玉ねぎ・人参・トマト・かぶ・じゃが芋、ベーコンなど。 味つけは塩のみでOK。仕上げに削り節をひとつかみ加えます。

赤かぶを加えたらスープがピンク色に染まりました。 市販のコンソメを使わなくても非常に旨みが濃厚です。
【トマトソース×鰹節】

基本のトマトソースの仕上げに削り節を加えます。分量の目安は、ソース500ccに対して削り節大さじ3〜4杯。 塩だけのシンプルな味つけでも旨みたっぷりです。

鰹節入りトマトソースはあらゆる肉や魚のソースに活用出来ます。 写真はチキンソテー。ごはんにとってもよく合います。
EPA・DHA・カルシウムなどの栄養豊富で、旨みがギュッと凝縮された鰹節は、たったひとふりするだけで料理が格段においしくなる素晴らしい食材です。

職人さんが手間暇かけて作る本物の鰹節と削る文化、たくさんのご家庭で復活することを願っています。
削りたて鰹節で和&洋ごはん、ぜひお試し下さい。
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