こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」 の神崎則子です。

待ちに待った新米の季節がやってきました！
北鎌倉精米所にも続々と新米が入荷しています。



この時期ならではのみずみずしい新米ごはんをおおいに楽しみましょう。



そこで今回のテーマは 「新米ごはんがすすむ！甘辛豆腐おかず」

“特製甘辛だれ”で簡単・スピーディに作れる、ごはんがすすむ豆腐のおかずを3品ご紹介します。



濃厚な甘辛味でも、栄養豊富で低脂肪・低カロリーな豆腐がメインなら罪悪感なくいただけます。

新米ごはんが止まらない絶品甘辛おかず、ぜひお試しください。


それでは最初に、今回すべての豆腐レシピに用いる“特製甘辛だれ”を作ります。
簡単で日持ちもする便利な合わせだれです。



【特製甘辛だれ】
(材 料) 作りやすい分量
醤油　大さじ3
みりん　大さじ3
酒　大さじ3
てんさい糖　大さじ1
(作り方)
耐熱ボウルに、みりん・酒・てんさい糖を入れ、レンジ(600W)に約1分かけて沸騰させ、砂糖が溶けたら醤油を加えて混ぜる。
日持ちは冷蔵庫で2週間ほどが目安。



作り慣れたおかずでも、目分量だと味が決まらないことも多いので、この合わせだれをストックしておくと重宝します。

以下は、この特製甘辛だれで作る簡単豆腐レシピ3品です。


【豆腐の照り焼き】



(材 料) 2人分
木綿豆腐　1丁
特製甘辛だれ　大さじ3
KOME公の有機米で作った米粉 　小さじ1
ごま油　適量
炒りごま　少々




(作り方)
1. 豆腐は約1.5cm幅に切り、ペーパータオルで包んで余分な水気を拭く。



2. 1の両面に KOME公の有機米で作った米粉 を茶こしなどで薄くふる。



3. フライパンに適量のごま油を熱し、2を加え、中火で両面に香ばしい焼き色がつくまで焼く。

4. 3へ特製甘辛だれを加え、豆腐に絡めながらひと煮立ちさせたら火から下ろす。
焦げやすいので煮詰め過ぎに注意すること。



5. 器に盛り付け、適量の白ごまをふる。
※写真のような丼にする場合、甘辛だれの分量を大さじ4に増やしてください。


【お揚げの生姜焼き】



(材 料) 2人分
油揚げ　2枚
特製甘辛だれ　大さじ2
生姜（すりおろし） 小さじ1
ごま油　適量




(作り方)
1. 油揚げは食べやすい大きさに切り、特製甘辛だれとおろし生姜を合わせたものを全体に染み込ませる。



2. フライパンに少量のごま油を熱し、1を加え、弱めの中火で両面に香ばしい焼き色がつくまで焼く。



4. 器に盛り付け、あれば大葉と生姜の千切りをあしらう。

※このレシピは油揚げを油抜きせずに用いるため、上質な油を使ったもの（油抜き不要もの）をお選びください。




【厚揚げの甘辛煮】



(材 料) 2〜3人分
厚揚げ　2枚
特製甘辛だれ　50cc
鰹だし　300cc




(作り方)
1. 厚揚げは熱湯で30秒ほど茹でて油抜きをし、粗熱が取れたら食べやすい大きさに切る。
※厚揚げは油抜きをすることで味染みが良くなリます。



2. 深さのあるフライパンに特製甘辛だれと分量の水を入れてひと煮立ちさせ、1を重ならないように並べる。



3. 紙の落とし蓋をして5分煮、上下をひっくり返してもう5分煮る。煮汁が1/3量になったら出来上がり。



作りたても美味ですが、時間を置くと中まで味が染みてよりおいしくいただけます。




この甘辛特製だれは、鶏肉やブリの照り焼き・肉じゃが・牛丼・肉そぼろ・煮魚など、あらゆる甘辛味のおかずに使えます。



照り焼きにはそのまま、煮物には5〜６倍のだし汁で割ってお使いください。
魚料理には生姜を効かせると臭みが取れます。



秋限定のつやつやでみずみずしい新米ごはん、豆腐の甘辛おかずでたっぷりとお楽しみください。