こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」 の神崎則子です。

今月のテーマは、 「とろける甘さ！長ねぎの炊き込みごはん」



寒さが増すほど肉厚で柔らかく、甘みも一段と強くなる冬の長ねぎ。

ビタミン・ミネラル類を豊富に含む長ねぎは、免疫機能アップや血流促進作用なども期待でき、風邪をひきやすいこの時期にぴったりの野菜です。



そこで今回は、旬の長ねぎをたっぷり使った炊き込みごはんをご紹介します。

すべての材料を炊飯器に入れ、スイッチを押すだけで完成する簡単レシピ。



塩だけのシンプルな味付けで長ねぎとお米のおいしさを堪能できます。

【長ねぎの炊き込みごはん】
(材 料)
米　2合
長ねぎ　2本
昆布（4cm角）　1枚
天然塩　約小さじ1



(作り方)
1.　米2合を研いで炊飯器の釜に入れ、目盛りまで水を加えて30分〜1時間置きます。



2.　長ねぎは2〜3cm幅に切ります。緑色の葉の部分（約20g）はみじん切りにします。



3.　1に塩を加えて優しい塩味にととのえ、昆布・長ねぎを加え、炊飯スイッチを押して炊きます。
※ 今回は長ねぎの白い部分のみを用いましたが、葉の部分も同様に切って加えてもOK。



4.　炊き上がり。長ねぎの甘い香りが広がります！



5.　昆布を取り出して全体をやさしく混ぜ、葉の部分のみじん切りをふって完成です。



とろけるように甘い長ねぎと、ふっくらと甘い白ごはんとの相性抜群。

和洋中どんなおかずにもよく合う万能ごはんです。




シンプルな長ねぎの炊き込みごはんは、以下のようなアレンジもおすすめです。

【コンソメ＋バター】



分量の塩の代わりに、小さじ2杯ほどのコンソメ顆粒・塩少々を加えて同様に炊き上げるとピラフのような味わいに。

熱々のごはんにバターをのせて溶かしながらいただくと絶品です。


【ベーコン＋粗びき黒こしょう】



1cm角に切ったベーコン60〜80gを加えて同様に炊き上げると風味豊かで満足感のある味わいに。ベーコンの塩気が強いので塩の量は控えめに。

粗びき黒こしょうをふっていただきます。


長ねぎの炊き込みごはんにおすすめのお米の品種は「つや姫」。



その名の通り、つややかに炊き上がり甘みと旨みが強く、肉厚の甘い長ねぎに負けないおいしさです。



冬本番、甘みたっぷりの長ねぎの炊き込みごはんで風邪を予防して、この冬を元気に過ごしましょう。