こんにちは。
「フランス家庭料理教室アン・プチ・プ」 の神崎則子です。

今月のテーマは 「新年の運試し！米粉のフォーチュンクッキー」

早いもので今年も残りわずかとなりました。

まもなく迎えるお正月には、フォーチュンクッキーでおいしい運試しはいかがでしょうか？



フォーチュンクッキーとは、空洞の薄焼きクッキーの中に小さなおみくじを入れたもので、とっても簡単に手作りできます。

クッキーの中に入れるおみくじの文章は、ことわざ、ラッキーアイテム、好きな歌詞etc...読んで楽しい気分になるものなら何でもOK。

家族みんなでワイワイと考えるのも楽しい時間です。



ここでは米粉を使ったグルテンフリーのレシピをご紹介します。

さくさくほろほろ、軽やかな食べ心地で手が止まらないおいしさです。



【米粉のフォーチュンクッキー】
（材　料） 12個分
無塩バター　30g
粉砂糖　30g
卵白　35g(1個分)
KOME公の有機米で作った米粉 　20g
塩　ひとつまみ
バニラエッセンス　少々



（作り方）
1.　バターをクリーム状にし、粉砂糖を加えてよくすり混ぜる。



2.　ほぐした卵白を3〜4回に分けて加えて混ぜる。



3.　 KOME公の有機米で作った米粉、塩、バニラエッセンスを加え、なめらかにまるまで混ぜる。



4.　生地の出来上がり。これをオーブンシートを敷いた天板に間隔を空けて小さじ1杯ほどのせる。



5.　スプーンの背で直径7〜8cmの円形に薄くのばし、160℃に予熱したオーブンで10〜12分、ふちがキツネ色になるまで焼く。



6.　熱いうちに、生地の真ん中におみくじをのせる。



7.　ふんわりと半分に折る。熱いので軍手をはめて行うと安心。



8.　中央の部分を器のふちに手早く押し当てくぼみを作る。



9.　形が戻らないよう、小さな器に入れてあら熱をとる。
冷めると固くなって成形が出来なくなるので、3〜4枚を目安に少しずつ焼くのがポイント。



10.　出来上がり！ 湿気やすいので乾燥剤を入れた密閉容器で保存する。




※ 粉砂糖はグラニュー糖や上白糖で代用可。その場合は(作り方1)で砂糖のザラザラ感がなくなるまでよく混ぜること。
※ 無塩バターは有塩バターで代用可。その場合は材料の塩を省く。

クッキー作りで余った卵黄は、半日〜丸一日ほど醤油漬けにすると絶品の卵かけごはんに！



おみくじは、インクが直接クッキーに触れないよう、半分に折って用いましょう。



また、誤って口に入れてしまうのを避けるため、必ずクッキーからはみ出すように成形して下さいね。



お正月のちょっとした手土産にもおすすめです。

新年最初のスイーツには、おいしく楽しいグルテンフリーのフォーチュンクッキーをぜひお試しください。